Chairs

エンフィールド・チェア

サイズ:W47  D37  H101  SH42

材質 :メープル

 

シェーカー家具の特徴をよく表す、非常にスレンダーでシルエットの美しいイスです。全体が約95度後方に傾斜しており、後脚下端にはティルターと呼ばれる木の傾き調整具がついています。

ティルターは床を傷つけたり滑ったりを防ぐためのシェーカーの発明ですが、これを復元しているのは現在のところ当工房だけです。1850年頃、エンフィールドでつくられたものの復元です。


レバノン・チェア

サイズ:W52  D41  H101  SH42

材質 :メープル

 

シェーカーの本拠地があったマウント・レバノンで、19世紀後半に規格生産されたイスです。レバノン共同体では大小タイプのイスが作られましたが、この復元は上から3番目のNo.5サイズです。エンフィールドに較べて座面がやや広く、座りやすく設計されています。また、後脚は座の部分から曲木をして後方に傾斜しています。

 

フィニアルについて

シェーカーのイスはほとんどが丸棒でできていますが、後脚の上端は写真のような挽き型になっていて、これをフィニアルと呼びます。このフィニアル型でイスの製作場所や時代を特定することができます。レバノン・チェアのこのフィリアルはエーコン(ドングリ)と呼ばれています。


レバノン・テープバックチェア

サイズ:W52  D41  H101  SH42

材質 :メープル

 

上記レバノンチェアの背のスラット部分にテープを張ったテープバックチェアです。レバノンチェアに較べてさらに座りやすくできています。


レバノン・アームチェア

サイズ:W57  D43  H101  SH40

材質 :メープル

  

マウント・レバノン共同体で作られた大小8サイズのイスは基本形は同じですが、アームの有無、ランナー(揺り足)の有無、背のスラットやテープなどでバリエーションを広げていました。このアームチェアはレバノンの方式にならって、上記レバノンチェアにアームを加えたものです。アームチェアとしては小型ですが、ダイニング・テーブルにセットして使うことができます。

 

マッシュルームについて

レバノンのイスに限らず、シェーカーのアームチェアにはこの形の丸い木の蓋がよく使われています。形が似ていることからマッシュルーム(キノコ)と呼ばれていますが、これは手をかけるという目的だけでなく、構造的にもよく工夫されたものです。前脚の上につけられたホゾはアームの板を貫通してこのマッシュルームで固定されています。


レバノン・テープバック・アームチェア

サイズ:W57  D43  H101  SH40

材質 :メープル

  

上記レバノン・アームチェアのスラット部分にテープを張ったデープバックチェアです。背がソフトでかなり快適なイスになっています。また、背のテープの色が目に楽しい。ということもあります。


レバノン・ロッキング・No.6チェア

サイズ:W52  D77  H110  SH38

材質 :メープル

 

他の家具様式と同じく、シェーカーの家具もイスが最もよくその特徴を表しています。中でもこのロッキング・チェアは代表的なものです。健全でありつつ繊細さと優雅さをもつ歴史的名品といえるように思います。


レバノン・テープバック・ロッキングチェア

サイズ:W52  D77  H110  SH38

材質 :メープル

 

構造もサイズも上記のものとまったく同じで、背にテープを張ったロッキングチェアです。背のテープは曲木した上下2本の丸棒に張ってあります。レバノンのイスの中では上から2番めのサイズですが、かなり大型です。


アームレス・ロッキングチェア

サイズ:W52  D71  H94  SH40

材質 :メープル

 

レバノンチェアのバリエーションの中にはこのようなアームのないロッキングチェアもありました。日本ではあまり一般的ではありませんが、シェーカー教徒たちはこのタイプのイスをよく使ったようです。古いエッチングや写真でシスターたちが裁縫仕事をする時にこのようなアームのないロッキングチェアに腰掛けているのを見ることができます。使ってみると案外快適なイスです。


ワークチェア

サイズ:(1)W47  D37  H97  SH65

    (2)W47  D37  H87  SH55

材質 :メープル

 

テーラーリング・チェア、カウンター・チェアなどとも呼ばれるこのタイプのイスは、その名のとおり室内の作業用として広く使われました。スラット(背板)の数、座の高さなどにかなりのパターンが作られました。


レバノン・スツール

サイズ:(1)W37  D37  H45  SH42

    (2)W47  D37  H45  SH42

材質 :メープル

 

このタイプのスツールは多目的な腰かけとしてかなり早くから作られ、よく利用されたようです。他のイス類と同様に、初期にはラッシュやケインなども座面に使われましたが、やがてコットン・キャンバスのテープに変わっていきます。


レバノン・ハイ・スツール

サイズ:(1)W37  D37  H68  SH65

    (2)W37  D37  H58  SH55

材質 :メープル

 


エンフィールド・セッティ

サイズ:W130  D48  H78  SH42

材質 :ナラ

 

ミーティング・ルームなどでよく使われたこの長イスは、シェーカーの人々がウィンザー様式から影響を受けた結果だという説もありますが、その端正な姿はやはりシェーカー独特のデザインではないかと思います。このセッティはエンフィールドで作られ、後にカンタベリーに移されたものの復元です。また、ハンコックの博物館にも同様のセッティが何脚か所蔵されています。